九大熱研HOME活動企画書 → 2004年度インド班

インド班

活動目的

インド、カルカッタにあるマザーテレサの『死を待つ人の家』では、同じくマザーが設立したキリスト教修道会『神の愛の宣教者たち』を中心とした、貧しい人々への医療活動(疾病治療、介助、看取り)を行っている。ボランティアとして活動することで、終末期医療について、そしてまた将来医師となる私たちの、助けを必要とする人々に対する考え方、接し方など身をもって学ぶ。

活動場所

インド、カルカッタ
外務省による海外渡航安全情報
 http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info4.asp?id=1

班員構成

西田 有毅 (九州大学医学部4年) 班長
小野 宏彰 (九州大学医学部4年)
宮原 麗子 (九州大学医学部4年)
村上 剛史 (九州大学医学部4年)
吉川 智子 (九州大学医学部2年)
河原 隆浩 (九州大学医学部1年)


活動期間

8月上旬から中旬

抱負

『死を待つ人の家』設立は1952年。以後マザーの精神が広まり同様の施設が各地に設立される。ニルマル・ヒリダイ(Nirmal=清純、Hildai=心)とも呼ばれるこの施設では、病気や怪我をもつ身寄りのない貧しい人々を街の中から探し出し、わずかなひとときでも人間らしく迎えられるように愛に基づいた奉仕が行われているという。

熱帯医学研究会では、過去に2回この『死を待つ人の家』を訪問している。いずれの報告書を読んでみてもこの活動は大きな精神的体験となっているようである。将来医師となる私たちにとって、貧しく、苦しんでいる人々に奉仕するこの活動は医師としての人間性を問うための格好の場を提供してくれると考えている。

マザーの設立した施設はこれだけではない。孤児たちのための施設など他の施設にもできれば訪問したい。また医学的問題として、注意すべき感染症についての勉強会(班員による)を6月中旬に予定している。下級生も参加するが、上級生に負けずにがんばってほしい。

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Last modified on 04.07.21
九州大学医学部熱帯医学研究会