九大熱研HOME活動企画書2005年度緩和ケア班

緩和ケア班

 
活動目的

日本におけるターミナルケアの現状、特に医療従事者がcureではなくcareとして患者さんに対し何ができるかを体験し、「死」とその迎え方について考える機会をもちたいと考え、「緩和ケア班」を組織しました。

活動場所

医療法人 原土井病院
宗教法人 在日本南プレスビテリアンミッション 淀川キリスト教病院   

班員

中島 誠子  (九州大学医学部5年)  

活動期間

平成17年3月26日    原土井病院
平成17年5月2日    淀川キリスト教病院
*既に見学を終えていますが、今年度の活動班とさせていただきました。    

抱負

私は以前より「癌治療」に興味をもっておりました。そして、主に終末期の癌患者の方々に対するケアを行っているホスピスに対しても、日本の文化にどのように受け入れられているのか、その実情を知りたいと思いました。

そこで、福岡市東区にある原土井病院と、1973年に日本で初めて緩和ケアの実践された、淀川キリスト教病院の2病院をそれぞれ1日ずつ見学させていただきました。患者さんの死への恐怖、ご家族の悲嘆に対して、医療従事者がどのように理解しケアしていくのか勉強する良い機会となりました。先生方の病棟業務を実際に見学することで、「医療者サイドからの緩和ケア」を肌身で感じることができました。しかし、短い実習期間であったことから、また学生の立場であったことから「患者・家族サイドからの緩和ケア」をなかなか理解できず、想像する段階に留まってしまった様に思います。今後、勉強を重ねていきたいと思っております。


九大熱研HOME活動企画書2005年度緩和ケア班
Last modified on 2005/06/23
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