九大熱研HOME活動企画書 → 2003年度ルーマニア班 報告書を読む

ルーマニア SCORA班

1、イントロ

2001年WHOの報告によると、2001年度にAIDSに感染された人は500万人であり、そのうち80万人は子どもです。1981年のAIDSの報告以来、既に2000万人が死亡しました。SCORAというのはStanding Committee on Reproductive Health including AIDS (性と生殖に関する健康とエイズの常設委員会)であり、医学生・一般市民・性・生殖・STI(性感染症)について活動する団体です。SCORAの国際代表者は、UNAIDS(国連エイズ合同計画)の教育、予防に関する会議に招待を受け、世界の医学生・若者を代表し、各国で日々行われている活動を元に発言しています。医学部・法律学・心理学・福祉などを含め学際的にHIV/AIDSを理解し、世界規模の情報のやりとりを促進します。

2、活動目的

講義・実習だけではなく、実際に子どものAIDS患者と直接触れ合うことによって、AIDSとその社会的影響を学びます。他の国から来た交換生との交流を通じて、世界各地のAIDS事情について考えます。

3、研修期間

七月二十三日〜八月十日 (大体)

4、研修場所

ルーマニアのTimisoara市

5、班員

チョン ピン フィー (九州大学医学部四年)

6、抱負

AIDSに対する理解を深めます。AIDS患者に直面する色々な問題点を実際に観察し、及ぼされる社会的・経済的影響を考察します。そして、なによりも世界はAIDSという人類史上最大の敵に対してどんな対策や方針を立てているのかを見てみたいです。

参加者

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Last modified on 03.07.27
九州大学医学部熱帯医学研究会